WordPressの「ビジュアルエディタ(リッチテキスト)」は、テキストモードからの切り替えを行ったときに、HTMLコードを自動整形します。 このとき、装飾用に設けた空のHTMLタグやインデントも削除してしまうため、特に固定ページの編集の際にはひじょうに迷惑な機能となっています。

やや強引ですが、システム全体ではなく、特定の投稿タイプのときだけビジュアルエディタを無効にする方法を紹介します。

※たとえ他の投稿タイプでビジュアルエディタを有効にしていても、強制的に無効となります。
※WordPressバージョン4.3以降で動作を確認しています。それ以前のバージョンではエディタの仕様が異なるため、機能しない可能性があります。

利用中のテーマの functions.php 内に、以下のコードを追加してください。
array('page', 'test'); には、無効にしたい投稿タイプのシステム名を配列で入力してください。例では「固定ページ」と「test」という名前の投稿タイプを指定しています。

/**
 * ビジュアルエディタを無効にする
 * Disabled Visual Editor
 */

function WS_disable_visual_editor() {
    $disabled_type = array('page', 'test'); // post / page / post type_name
    global $post;
    $current_type = get_post_type( $post );
    if ( in_array ( $current_type, $disabled_type, true ) ) {
    add_filter('wp_default_editor' , create_function('' , 'return "html";') , 50);
    echo '<script>' . "\n"
    . "\t" . 'if( jQuery("#wp-content-wrap") ){' . "\n"
    . "\t\t" . 'jQuery("#wp-content-wrap").removeClass("tmce-active").addClass("html-active");' . "\n"
    . "\t\t" . 'jQuery(".wp-editor-tabs").remove();' . "\n"
    . "\t" . '}' . "\n"
    . "\t\t" . '</script>' . "\n";
    }
}
add_action('edit_form_after_editor', 'WS_disable_visual_editor');

解説

WordPressの投稿の本文欄は「wp-content-wrap」というIDが付与されたdiv要素で包括されています。この中のtextareaに「tmce-active」 クラスがあればビジュアルエディタが起動します。
これを、エディタのセットアップ用のJSが起動する前に「html-active」クラスに書き換えています。

今後の仕様変更で周辺のマークアップが変わった場合は、動作しなくなるだけで不具合は起こらないよう作成していますが、利用は自己責任でお願いいたします。