ユニットグループ「幅100%」

ユニットグループ「背景色:弱め(幅100%)」を指定した範囲では、背景色が本文幅を無視して画面いっぱいに広がります。

  • 他のユニットグループとの併用はできません。
  • 特性上、2カラムレイアウトには使用できません(サイドバーと重なってしまいます)。

以下の通り、HTMLを直接記述しても同様の効果を実装できます。

<div class="container-full" style="背景色・背景画像・余白など">
	表示したい内容(文章はコンテナ内に収まります)
</div>

この「次のユニット」から幅100%グループがはじまります



どうも非常に苦しい。そこを我慢して無理やりに這って行くとようやくの事で何となく人間臭い所へ出た。
ここへ這入ったら、どうにかなると思って竹垣の崩れた穴から、とある邸内にもぐり込んだ。

縁は不思議なもので、もしこの竹垣が破れていなかったなら、吾輩はついに路傍に餓死したかも知れんのである。一樹の蔭とはよく云ったものだ。
この垣根の穴は今日に至るまで吾輩が隣家の三毛を訪問する時の通路になっている。


ここで幅100%グループを終了しました(段組終了を指定)

さて邸へは忍び込んだもののこれから先どうして善いか分らない。
そのうちに暗くなる、腹は減る、寒さは寒し、雨が降って来るという始末でもう一刻の猶予が出来なくなった。

仕方がないからとにかく明るくて暖かそうな方へ方へとあるいて行く。
今から考えるとその時はすでに家の内に這入っておったのだ。

ここで吾輩は彼の書生以外の人間を再び見るべき機会に遭遇したのである。
第一に逢ったのがおさんである。これは前の書生より一層乱暴な方で吾輩を見るや否やいきなり頸筋をつかんで表へ抛り出した。

この「次のユニット」から再び幅100%グループです


イメージ画像:画像+テキストユニットも使用できます

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いやこれは駄目だと思ったから眼をねぶって運を天に任せていた。しかしひもじいのと寒いのにはどうしても我慢が出来ん。吾輩は再びおさんの隙を見て台所へ這い上った。すると間もなくまた投げ出された。吾輩は投げ出されては這い上り、這い上っては投げ出され、何でも同じ事を四五遍繰り返したのを記憶している。

吾輩は投げ出されては這い上り、這い上っては投げ出され、何でも同じ事を四五遍繰り返したのを記憶している。

その時におさんと云う者はつくづくいやになった。この間おさんの三馬を偸んでこの返報をしてやってから、やっと胸の痞が下りた。

吾輩が最後につまみ出されようとしたときに、この家の主人が騒々しい何だといいながら出て来た。
下女は吾輩をぶら下げて主人の方へ向けてこの宿なしの小猫がいくら出しても出しても御台所へ上って来て困りますという。

主人は鼻の下の黒い毛を撚りながら吾輩の顔をしばらく眺めておったが、やがてそんなら内へ置いてやれといったまま奥へ這入ってしまった。
主人はあまり口を聞かぬ人と見えた。

下女は口惜しそうに吾輩を台所へ抛り出した。
かくして吾輩はついにこの家を自分の住家と極める事にしたのである。